1998年12月21日(月) グアム to オーストラリア


 グアム2日目です。まず、日本の友達に手紙を出すことにしました。 郵便局に行ってみると、入るや否や大量の私書箱に驚かされました。 日本までハガキを出して50セントでした。
大量の私書箱 タムニンの郵便局

 せっかくグアムに来たのだから、ビーチで泳ぐことにします。 昨日乗せてもらった車の人の話では、宿の近くにビーチがあるそうなのでブラブラと探しに行きました。 しばらく歩くとビーチがありました。
ビーチを一人で占領だ!
しかし、トイレは長い間使用禁止という感じで、周りにも人影がありません。 とりあえず、広いビーチを一人で占領することにしました。 水の透明度は素晴らしくて、ひらちゃん絶賛の琴引浜よりもきれいでした。 沖の方にブイが見えるので、そこまで泳ごうと水の中に入ります。 水は少し冷たくてとても気持ちがいいです。もう、大喜びです。 遠浅になっていて、水はひざ下くらいです。 しばらく沖に向かって進むと・・・やっぱり水はひざ下くらいです。 ちゃぷちゃぷ水をかき分けながらブイまで来てしまいました。 なんと、やっぱり、水はひざ下くらいです。 泳げない・・・ 悔しいので、お腹を地面にこすりそうになりながら、少しだけ泳いでみました。 でも、悲しくなってきたので、歩いて戻ることにしました。

 しかし、日本人がうじゃうじゃ行くグアムのビーチに人影がほとんどないわけがありません。
日本人用だな
ショッピングモールを巡回しているという、いかにも日本人向けのバスを見つけたので、これに乗ってガイドブックにも載ってるタモンビーチに行くことにしました。 このバス、グレイハウンドなのに赤く(関係ない?)、しかもなんと、日本語が・・・ タモンビーチで降りるには、DFSというところで降りてすこし歩けば行けそうです。 ぽーっと外を眺めて乗っていると、あららら、いつの間にかDFSを過ぎてしまいました。 仕方なく、次の行きたくもないショッピングセンターで降りる羽目になりました。 気を取り直して、今度は、フジタホテルというところで降ろしてもらうことにしました。 これで、確実です。

 さて、無事にフジタホテルまで到着したひらちゃん、あとはホテルの住人を装ってさっさとビーチに向かいました。 しかし、やはり人はまばらです。 ビーチを端から端まで移動してみましたが、日本人らしい人はいませんでした。 日本人はグアムのどこにいるのでしょうか。はてはて。

 ここの海はさっきの海とは違い、だんだん深くなります。大喜びのひらちゃんはどんどんどんどん沖の方まで泳いでいきました。 ふと、泳ぐのをやめてみると、なんと、また、ひざ上くらいしかありません。 なんで、グアムの海はこんなに水が少ないんでしょう。 などと考えてると、ぬーっと足の上を何かが通ります。 おそるおそる見てみると、白地に黒い斑点の謎の生物が足をさわっています。 いやいや、それどころではありません。
空港内の風景
あたり一面に、足の踏み場のないほど、謎の生物(おそらく、なまこ)が転がっています。 すーっと、血の気が引くのが分かりました。 恐ろしくなって、一目散に浜の方まで引き返しました。

 泳ぐに泳げず、浜辺でしばらくぼーっとしていると、ちょうどいい時間になってきました。 オーストラリアに向けて出発です。 宿に戻ろうと、バス停に行くと、あらら、ガイドブックに載っていないバス路線です。 どうも、ガイドブックには日本人向けのバスしか載っていなかったようです。 地名がよくわからんので、近くにいたおっちゃんに聞いて、バスに乗り込みました。 地元の人ばかりで、観光客向けではないことに、なんとなくうれしくなりました。 値段も1$と安かったです。

宿からは、タクシーが一番安いそうなので、呼んでもらって、空港まで行きました。 宿の人には、「この前、パプアニューギニアの人食い人種をテレビで見たけど、気をつけろよ」って言われたけど、そんなんいるんかいね。(^^;

空港内でご飯を食べて、さて、出発です。 そうそう、行きに見つけられなかった銀行も発見しました。 悔しい・・・

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