1999年1月4日(月)
ケアンズ to グアム to 大阪


 ケアンズを真夜中に飛び立った飛行機は、ガラガラでした。 僕の座っている横のラインには誰もいませんでした。 実は、今回、ぎりぎりまでキャンセル待ちで取れなかったのが、この飛行機だったのでした。 満席満席言うて、誰も乗ってへんやん・・・。嘘つき・・・。

 グアムでは行きに見つけられなかった銀行も発見しました。 でも、もう、僕には用はありません・・・。

 グアムでそのまま乗り継いだ飛行機は関空へと向かいます。

 関空到着前、窓には、日本の緑色の山々と高層ビル群が映っていました。 そういえば、この旅行中、3階より高い建物をほとんど見ていません。 普段自分の住んでいる街は、その姿が当たり前で、背の高いビルがある、そんな事実すら忘れています。 しかし、ほんの少しの間ですが、田舎を旅して来て、自分の街を改めて空から眺めた時、なんて、都会なんだ、ということに改めて驚きました。 パプアニューギニアの山奥の人が、この景色を見たらどう思うのだろう、いいと思うのだろうか、よくないと思うのだろうか、などと考えてる間に、飛行機は日本の地へと足をおろしました。

 さて、入国の前に、検疫でまず、検査です。 血液検査と、そして、マラリアの治療出来る病院を紹介してもらいました。 血液検査の結果は3日後くらいに送られてくるそうです。

 病院へもその足で行きました。 お医者さんは、かなりうれしそうに、治療しておられました。 なかなか、生のマラリア患者にはお目にかかれないでしょう。 検査データ等はコンピュータ管理されていて、すごく、システマティックな病院でした。

 検査結果は、どちらも、陰性でした。 もう、薬で治ってしまっていたのでしょうか。

 いろいろ、大冒険でしたが、非常に思い出深い、いい旅行でした。 決して、ひとにおすすめ出来るものではありませんが、こんな人もいるのだなぁ、と楽しんでいただけましたでしょうか。

 最後まで、読んでいただきまして、ありがとうございました。 感想など、メールや掲示板などでいただけると、励みになりますので、よろしくお願いしますね。


前のページ up戻る

homeひらちゃんのホーム email:yo@hirano.cc

email:yo@hirano.cc