8/15(日)
★海
今日は海に行って来た。 今回は泳ぐためである。 朝2時に寝て、3時半に出発の強行軍である。 家を出た頃は曇り空であった。 友達を拾うために、名張、箕面、東灘、とまわった。 名張に着いた頃から、なんと雨が降り出した。 今度は本物の2年前の悪夢の再来である。 途中、インターネットで天気予報を確認するが、困ったことにこちらも晴れのち 曇りである。

しかし、ひらちゃん達は負けない。 ずいぶん前から泳ぐと決めていたこの日である。 泳がないわけには決していかない。 今回の目的地は「琴引浜」である。 2年前、悪夢の後行ったときの、あの美しさが忘れられない。 天気予報に従って目的地を変えようとも思ったが、やめた。 今日は、初心貫徹である。

道を進めるにつれ雲行きはますますあやしくなって来る。 土砂降りになれば意気消沈し、雨が降ってといるにも関わらず、ほんのわずかの 雲の切れ目を見つけては大騒ぎする。 そういうことを繰り返しているうちに、琴引浜のある網野町に入った。 空はかろうじて曇りである。 これならなんとかなる、というぎりぎりの線である。

しかし、どうしたことだろう、海に着いたとたんに、突然空が晴れだしたのであ る。 これは、もう、普段の行いがいいとしか考えられない。 意気消沈どころか、意気揚々として海へと向かった。 空はますます晴れてくる。 快晴とは行かないが、日差しは強く、誰の目にも晴れていると言うにはばからな い、いい天気である。 すばらしい。

さすが、雨の後だったので、前に来た時のような美しさはなかった。 しかし、それでも十分だった。 波も高かった。 しかし、それも楽しかった。 気分はボディーボーダである。 ただし、波に飲まれるときのボディボーダである。

帰る途中には、また、雨が降っていた。 我々のいたところだけ、晴れていたのか、それとも、我々のいた時間だけ、晴れ ていたのかはわからないが、運がよかったことには間違いない。 途中の舞鶴のあたりでは、海鮮市場を発見したので、新鮮な魚介類たっぷりの海 鮮丼を食べた。 また、市場では、さざえとボタンエビを買った。 大好きなボタンエビである。 ひらちゃんは、これだけでも、大満足である。

また、六甲を抜けて帰ったので、帰省ラッシュにさほど巻き込まれることもな く、その上、大きな花火まで見ることができた。 本当に充実した楽しい一日であった。 ちなみに、移動距離800km、帰ったのは、1時である。 22時間くらい遊んでいたらしい・・・


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